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美術講座について

期　日　　7月28日（土）午後２時から

会　場　　美術館学習室

テーマ　　「磯部百鱗と川辺御楯」

参加費：無料

内　容　：磯部百鱗（いそべ・ひゃくりん　1836－1906）は郷土の画家として知られていますが、土佐派の画家として主として東京で活躍した川辺御楯（かわべ・みたて　1838－1905）については、ほとんど知られていません。磯部百鱗は京都で学んだ四条派の画家ですが、磯部百鱗の描く武者絵は四条派ではなく、土佐派等の影響を受けていたように思われます。二人はともに明治初期に伊勢神宮に奉仕していましたので、おそらく何らかの交友関係があり、川辺御楯から磯部百鱗は武者絵の描法を教えてもらったように想像できます。今回の講座では二人の画業を概観しながら、作品の図版を見ながら交友関係を探ります。