境内のご案内

境内社 佐瑠女神社

天照大御神が天岩窟(あめのいわや)にこもられたときに神楽をされ、大御神が再び現れて平和な世を迎えられたと伝えられます。天孫降臨の際は猿田彦大神と最初にご対面、大神が御啓行(みちひらき)の後は詔により、ともに五十鈴の川上の地に来られ、功により”猨女君”(さるめのきみ)の称号を受けられました。
俳優(わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神と仰がれます。

毎年8月17日・18日に斎行される例祭の日には、境内一杯の提灯に飾られて、ご崇敬の方々の様々な芸事が賑々しく奉納されます。

伊藤小坡美術館

伊藤小坡の作品を中心に、神社と伊勢に関わりの深い作品を展示しています。伊藤小坡は、明治10年、猿田彦神社宮司・宇治士公貞幹の長女として生まれ、明治・大正・昭和を通して京都画壇で活躍しました。歴史画・美人画に傑出しています。

絵 馬

馬に描かれるのは「みちびきの舞」で、明治天皇の皇女・北白川房子様御参拝の時にお詠みになった御歌に作曲、振付をした猿田彦神社独自の舞いです。願いを良い方向に導く想いが込められています。

「さだひこの 御名いと高し 天くだり神代の昔 しぬびまつれば」

      

御神田

毎年5月5日には豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御田祭」が行われます。(三重県無形文化財指定)。桃山時代の衣装をつけた植方が、のどかな田楽に合わせて早苗を植える様子は優雅な絵巻のよう。田植えの後は豊作豊漁を占う団扇角力神事や拝殿前の豊年踊で賑わいます。初夏の訪れを告げる伊勢の風物詩です。

神前結婚式

おみちびきの御神徳を仰ぎ、永遠のちぎりを結ぶ結婚式が挙げられます。

本居宣長歌碑

寛政11年(1799年)に本居宣長が参宮の時、宇治土公家に逗留し、定津神主に贈りたるもの。

大御神宮に詣でて 玉串大内人定津ぬしの家にやどりて
あるじによみてまいらす 宣長
神世より 神の御末とつたへ来て
名くはし宇治乃土公わが勢

「神代から 大神の末裔として 絶えることなく続く 名高き宇治土公家 私の大切な友よ」

参拝休憩所横に石碑がございます。

みちひらき大神輿

昭和初期の御神輿は百貫神輿と呼ばれるどっしりとした造り。当社の御本殿と同じく、「さだひこ造り」の大神輿です。

方位石=古殿地

拝殿正面に昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の石柱があります。
昭和11年の御造営まで永く御神座のあった最も神聖な場所です。大神の「みちひらき」の御神徳を表す八角形の石には、毎日多くの人々が願いをかけて行かれます。